派生商品型ファンド

「派生商品型ファンド」という名前で、まず「派生商品」とは何か、見ただけではわかりませんね。まず投資の対象と言えば、通貨、債券、株式、商品などが連想されます。これらを保有し、価値の上昇(株式も間接的に企業の価値に投資していることになります)といった事から利潤を得る訳です。
では、「派生」とは、これらの投資対象の価値が上昇することを見越して、売買する権利自体を売買したり、決められた値段で将来売買する契約を結ぶ事から呼び名が着きました。ここで気づいた方もいるかもしれません。今述べた中で「決められた値段で・・・」というのは、ご存知「先物取引」の事です。「派生商品」は英語ではあの「デリバティブ」ですから、先物取り引きは「デリバティブ」の一種だったんですね。
さて、これらの「デリバティブ」を組み合わせた投資信託が「派生商品型」のファンドとなるわけです。以前はデリバティブはリスクヘッジにしか認められていませんでしたが、(先物取り引きも元来、農作物の豊作・不作に対するリスクヘッジでした。)運用目的にも認められるようになりました。組み合わせているとは言っても、デリバティブ自体が運用目的の場合はハイリスク・ハイリターンの性格を持っていますから、この商品が通常の投資信託よりもハイリスク・ハイリターンになるのは当然と言えます。

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